緩い繋がり

 「さびしい」と書いた途端、涙がぼろぼろ溢れてきて、そうか私はさびしいのかと気がついて、そのあとはもうどうしようもなくなってしまった。何年もTwitterでフォローしていた人がタイムラインから突然居なくなった、それだけの話である。Twitterを消そうか迷っているというtweetを読んだ翌日、彼は居なくなっていた。

 

 精神的にかなりしんどかったころに偶然繋った人だった。実際に会ったのはほんの数回だ。彼のライブを観に行ったら挨拶に来てくれた。コーヒーを飲んだり、ビールを飲んだりしながら話をした。それはいつも、暑い夏のことだった。何年か前の、夢のような夏の日々のうちの、ほんの数時間のことだった。それまでもそれからも時々、ほんとうに時々、Twitterで短い会話をした。その程度の繋がりだった。別に死別したわけではない。これからも彼の人生は続いていくのだろうし、もちろん私の人生も続いていくはずだ。またどこかで交わるかもしれないし、もう関わることはないかもしれない。ひょっこり戻って来るかもしれないし、もう戻らないかもしれない。それは誰にもわからない。フォローしていた人がTwitterから居なくなった、それだけの話だ。それだけの話なのだが、今、とてもさびしい。

言い訳

 何が正解なのかはちゃんとわかっていて、それなのにその正解をいつも最初から選ぶことができない。だから、時間がかかっても、合格点が取れなくても、ほんの少しでも正解に近づきたいと足掻いてみる。間違いを認めたくなくて、「でもやれるだけのことはしたんです」と言い訳をしたいのだ。

 落ち込む私に「最初から上手く出来る人なんかいないよ」と慰めてくれた人がいて、それは確かにそうなんだけど、求められているのはいつも完全な正しさでしかない。だって間違えたらあなたは叩くじゃないですか。

引っ越ししてきました

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 長いこと使わせていただいていたプチ・ホームページサービスが2020年1月をもってサービス提供を終了してしまうとのことで、そもそも3月末で契約も切れるしなあ、と考えた結果、はてなブログに引っ越してきました。

  そのまま何もせず放置して、契約終了とともにブログもおしまいにしてしまうという手もありました。文章は下手くそだし、大したことは書いていないし、どこにもリンクを貼らないし、読みに来てくれる人もいない。読み返してみましたが、ひたすら薄暗くてとにかく痛い。これからも書くことなんてほとんどないんだろうと思う。でも、全部削除する気にはどうしてもなれなかったし、バックアップだけ残してもしょうがないしなあ…と考え、移転することにしました。

   あと、一時期(2011年ごろ)こっそりとはてなダイアリーでも書いていたのですが(最終的に非公開にしてました)、はてなブログに引っ越したらその時の記事が下書きに残っていましたので、ついでにその一部も公開しました。カテゴリーが「diary」がプチ・ホームページサービスに書いていた記事で、「on the shore」がはてなダイアリーに書いていた記事です。はてなダイアリーに書いてたものは、プチに書いてたのよりもはるかに暗いです。かなりの病みっぷりです。まあ、プチのも大概ですが。ちなみに今回移転してきたものより古いブログは、バックアップも残してないので持ってきてません(もうどこに何を書いていたのかなんて、全部は思い出せない…)。

 

 相変わらずのぐったりぶりを、時々見にきてくれたらうれしいです。