あ、紫陽花、とカメラを向けた。それなのに、紫陽花を撮ったことに本当に気づいたのは、丸一日以上経ってからのことだった。一時期は見るのも辛かったはずなのに、いつの間にか、それくらいなんともなくなっていたようだ。 苦しさから脱するためには、別の、…
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